A:可能ではありますが、色々注意点があります。まず、アイロンを掛けなければならない状況ですが、通常考えられるのは着用前のたたみシワを取るときや着用後の着付けしわを取るときになります。使用条件として重要になるのは温度管理と、当て布の使用、湿気を避けるの3点になります。温度に関しては素材事に適正温度があり、大概はアイロン自体に表示があるかと思います。また、漢方染め等天然染料の場合、熱を加えると変色する場合があるので目立たない場所にてテストするのを推奨します。絹製品は直接アイロンを走らせると表面にテカリなど不具合が生じます。麻や木綿以外には当て布必須です。他、湿気に関してですが、アイロンは基本的にドライにて使用、スチームは避けます。特に着用後等は汗や空気中の水分など吸い込んでいますので注意が必要です。きものハンガーに掛け湿気やシワを十分に取ってから、残った着付けシワを取るようにして下さい。頑固なシワには霧吹きなども効果ありますが、生地を縮めてしまう可能性もあるので直接の使用は厳禁です。当て布に霧吹きしてアイロンをあてます。※アイロンをかける前に染みや汚れのチェックを忘れない様にして下さい。(シミや汚れの上からアイロンがけしてしまうとそのシミが取れなくなる恐れがあります。